我が家のマットレスは家宝です
私の夫はイビキがとにかく大きくうるさい。どの位ひどいかというと、夫の会社でキャンプに行った時に、おまえのイビキはひどいから。という理由で、テントを夫のみ一人用に与えられて隔離されたくらいにうるさいのだ。そんなわけで夫が私よりも先に寝てしまうと、私はイビキの音量で寝付けなくて困ってしまう。幸い、夫は宵っ張りのため、普段は私の方が早く寝て快適な睡眠ライフを送れている。深い眠りに入ってしまえばこっちのもの。怪獣が吠えているような夫のイビキも気にならないのだ。
しかも、我が家のマットレスは新居への引越しを機に、拘り抜いて奮発して購入したものである。柔らかすぎず、堅すぎず。
しっとりと体を包み込んでくれるかのような2人のお気に入りのマットレスなのだ。
ところが、年に何度か夫の方が早く寝てしまうことがある。一晩中魚釣りをして帰ってきて、夕方からそのまま寝てしまうパターンなどでは、疲れていることもあり、いつも以上にイビキがパワーアップしているように思う。しかも寝相も大変なことになっていて、私が眠るスペースは皆無に等しい。そんな時私はもう諦めて、だからといって一緒には寝られないので、ソファーで寝ることにする。客用の布団もあるにはあるのだが出すのが面倒くさいので、ソファーに長い座布団を敷いてその上で寝ることになる。
ところが、この場所で寝ることは背中が痛くなって辛い。私は上半身が細身で背骨が出ており、ごつごつと当たるのだ。ソファーも堅いわけではないのだが、マットレスって大事だな~と、改めて思う。
しかし、夫はよく夜にスマホでゲームをしながらそのままソファーで寝落ちしているのだが、夫はソファーで寝ても何ら体が痛くならないのだと言う。おそらく、奴は太っているため、背中についている天然のお肉がマットレスの代わりになってくれているのだと思う。全然羨ましくはないけど、嫌みでいいな~と言ってみたりなんかして。
ということで、モットンマットレスの有難みは私の方が夫よりも身に染みてわかっている。
我が家のマットレスは体への負担がないのも有難いし、寒がりの私にとっては「温かい」というのも重要なポイントである。なんとなく、じんわりと温かみがあるのだ。そこに我が家のペットであるネコが潜ってきて、私の股下の間に丸まるので、暖かさが倍増する。
眠るの最高!布団から出たくない。冬なんか特に。
寝るという行為は毎日のことだし、何年も持つことを考えると、少々お値段が張ったとしても本当にいい買い物したなと思っている。