格安の旅館とはいえこれは・・・

一か月前に国内で泊まりで旅行に出かけたときのこと。
いつもたいてい一人旅なので、旅行サイトから値段重視で泊まる場所を探すのですが、たまたま朝食付きで3000円というところを見つけました。ドミトリーでなく個室でこの値段、しかも駅のすぐ裏手でコンビニ近いという記載も。

これはラッキーと思いそこに宿泊することに決めたのですが、今回ばかりは失敗でした。いつもなら現地の美味しい飲み屋をハシゴして気持ちよく眠りにつけるのですが、まずその旅館はエアコンの効きが悪くしかもなんか雑音がしてくるのです。

まあそのうち音も消えるだろうと外出し、夕食を食べ飲み屋を渡り歩き、部屋へと帰ってきました。部屋の温度はほとんど変わらず雑音も続いていてがっかり。

折しも全国的に最高気温を更新しているシーズンでこれはきつい。夜なのにうだるような暑さを我慢して、布団のうえで読みかけの小説を読み始めました。

しかし、さらに追い打ちをかけたのが、和式の布団でした。せんべい布団よりもさらにひどい感じで、とても普通旅館で使う代物ではない布団。明らかにネット通販で格安大量購入したと思われる、ぺらっぺらで寝心地最悪の布団だったのです。

正直マットレス１枚あれば十分でした

まくらはまだましなサイズだったので、酔っていたこともあったし最初は我慢して寝ていました。しかしあまりの暑苦しさ、薄い布団で腰の痛みも再発（敷布団も薄い！）に耐え兼ねて、フロントに文句を言いにいきました。

格安という値段の件もあったので、そこまで怒って対応したわけではなく、なんとかエアコンの効く部屋に変えてもらおうと交渉しにいったのです。ところが悲しいことに、フロント対応は12時までとさせていただきますの看板が。フロントにはベルもなく、スタッフの姿はもちろん見えませんでした。

ふだんは自宅にいるときでもたいていすぐに寝入ってしまう自分でしたが、今回ばかりは無理でした。寝苦しさをひたすら我慢しましたが、途中二度ほど起きてしまい、諦めてコンビニまで涼みに出かけたほどです。

結局朝の3時過ぎにようやく寝入ったらしく、8時に出る予定だったのが9時まで寝過ごしてしまいました。朝食付きだったのに、寝過ごしたおかげで朝食会場も終了していた有様です。とりあえず6時間の睡眠はとれたので良しとしましたが、旅行に来てなんでこんな苦しい目にあっているのかとあとあと思いました。

やはり宿泊場所選びは値段だけではなく、細かな設備等やみんなの口コミやレビューも調べて上で、そこそこのところに泊まるようにした方がいいですね。少し反省した自分でした。