旅の思い出を左右するホテルのベッドや布団
旅行が好きで、一年に2回程度は出かけています。唯一の趣味が旅行ということもあって、若いころから一人であちこちに足を運んでいました。
当時は、観光ばかりすることが予想され、ホテルにいる時間がほとんどないことをわかっていたので、安い宿を選ぶことが多かったです。
しかし、年齢を重ねた今は、たとえホテルにいる時間があまりなかったとしても、良い空間を提供してくれるところを選ぶようにしています。それは、ホテルで過ごす時間もまた、旅の大切な体験になるとわかったからです。宿泊して良かったなと思うホテルは、清潔感があること、ほどよい広さがあること、朝食が美味しいといったことが挙げられますが、ベッドの質も注目するポイントです。
なぜなら、疲れて帰ってきたときに、ゆっくり休めるかどうかによって、その旅の良さが大きく影響されるからです。もちろん、布団にも同じことが言えます。たまに、敷き布団が薄くて、朝起きたときに体が痛いと感じるようなこともありますが、これはとても残念に思います。
反対に、寝心地が良く熟睡できる寝具を提供してくれるところに泊まることができると、貴重な旅先の時間もさらに良いものになってくれるように感じます。
マットレスによって、ベッドの寝心地は大きく変わる気がします。
良いマットレスを用意してくれるホテルに泊まったときは、ホテル側の思いやりのようなものが感じられますし、素直に嬉しく感じます。最近は、旅行に行っても、以前のようにあちこち動き回るような楽しみ方はしません。
それよりも、ホテルライフを満喫するようにしています。と言っても、何か特別なことをしているわけではありません。私の場合は、お気に入りの本や、忙しくてなかなか読めずにいた本を一冊もっていき、ホットコーヒーを飲みながらホテルで過ごします。
この時間が、とても至福で贅沢に感じられます。ごろんとベッドに転がって、そこで静かに読書。日常を忘れて自分に帰る時間です。
ベッドのマットレスは、あまり柔らかくない方が好みの私。
少し硬めの方が、どうやら私には合っているようです。そろそろまた、旅に出かけたくなってきました。海外ばかり好んで足を運んでいましたが、今度は温泉宿に宿泊してみたいなと思っています。素敵な露天風呂が付いている温泉宿に、今は心惹かれます。旅行は良いものです。毎回、新しい発見もありますし、なんだか少し優しくなれるような気がするからです。
